ABSSOLOOP

エアバッグ端材から生まれたマテリアルリサイクル素材

ABSSOLOOPとは?

安心・安全な自動車利用を支えるエアバッグは、普及が進み、今ではほとんどの自動車に搭載されています。

しかし、エアバッグの資材の性質、および製造技術の特性上複数の素材を使用するため、容易なリサイクルができないことが課題となっています。

そのような背景の中、『自動車資材廃棄物の全部利用』を目指し、エアバックの端材を回収しマテリアルリサイクルによって新たな用途を生み出すABSSOLOOP(読み:アブソループ )をスタートします。

廃棄物のさらなる低減に向けて、エアバッグ端材をリサイクルし、完全にトレーサブルな形で衣料品分野での製品製造につなげる取り組みは世界初です。

命を守る使命から、地球環境を守るための使命へ、生まれ変わったカーボンニュートラルを実現する循環型リサイクル素材です。

豊田通商×SHIMADAが目指す
資源循環のカタチ

島田商事は、『Ecology for a Better Tomorrowー明日の地球のために今わたしたちができること』をビジョンに掲げ、環境との調和を目指した事業活動の展開に取り組んでおります。

当社は従来よりアパレル資材の調達で培ってきた高い技術とノウハウを生かして、豊田通商が有するエアバッグの製造ネットワークを活用した端材の回収・再生スキームに立脚し、最終的にリサイクル後にも十分な強度を持ったボタンやバックルなどのパーツへ再生する事業を確立しました。カーボンニュートラルに貢献し、マテリアルリサイクルを行うトレーサビリティを確保し、サーキュラーエコノミーを実現することで、地球環境問題に寄与する資源循環の新たなカタチです。
循環型の資源を生み出す取り組みに賛同しエネルギー効率の良いマテリアルリサイクルを実現したアパレル資材の提供を致します。

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airbag

安全性をクリアした高品質のナイロン66を使用

Recycle

排出0を実現するゼロエミッション

Environmental

自動車資材の廃棄物全部利用へ

How recycled products are made

サーキュラーエコノミーを目指し、エアバッグの端材を回収しペレット化した原料を生まれ変わらせる(RE-BORN)
マテリアルリサイクルの工程をご紹介。地球規模の課題に取り組みカーボンニュートラルな社会の実現に貢献します。

 

余ってしまうエアバックの端材に新たな命を吹き込む

(RE-BORN)

循環型社会を目指して

Aiming for a recycling-oriented society

近年、運手席・助手席・サイドなどエアバッグ装着率が高まっています。

そのような背景の中、廃棄となる端材量も増加しており、自動車廃棄物の全部利用に向けて、エアバッグの端材から様々な資材へ生まれ変わる循環型資源循環の仕組みを提唱しております。

循環型社会を目指し、余すことなく使い切る脱炭素社会に貢献する理念です。

カーボンニュートラルの実現

Realization of carbon neutrality

廃棄対象のエアバッグ端材をアパレル資材に成形する取り組みを実施。

バージン製品製造時と比較し、Co2の排出を92%削減することができます。

カーボンニュートラルの実現に向けてゼロエミッションに貢献するマテリアルリサイクル素材です。

The future development of ABSSOLOOP

まずはエアバッグ製造時の端材リサイクル事業から出発し、将来的には、端材リサイクルで培ったノウハウを応用し、廃車となった自動車からエアバッグを回収、リサイクルする事業の確立を目指します。

アパレル資材においては、バックル、ボタン、ロックスピンなどから製造をスタート。「脱炭素社会移行への貢献」に向けた取り組みを加速していきます。

次世代のアパレル資材「ABSSOLOOP the Trim」を是非ご検討ください。

▼お問い合わせはこちら

ABSSOLOOP the Trimに関するお問い合わせ

エアバッグの端材から生まれたマテリアルリサイクル素材

<ご参考 リサイクルとアップサイクルの違い>

リサイクルは、不要な資材を加工し、製品が作られる前の資源の状態に戻し、再度製品を作ることを指します。アップサイクルは、不用な資材をそのまま利用して、新たな製品を作り出すことを指します。エアバッグ端材のようにリサイクルが難しい資材では、アップサイクルの取り組みが普及していますが、アップサイクルでは資源循環への制約が多いため、リサイクルすることが課題となっています。

ご相談・ご質問などお気軽にご連絡ください。