汗の臭いをインナーで解決!効果を実感できる消臭繊維

汗をかいている人

消費者のニオイに対する意識が高まる中、インナー製品の消臭機能は珍しいものではありません。

しかし、消臭機能を備えた繊維は数あれど、「本当に効果があるのか」「洗濯を繰り返しても効果が持続するのか」「インナーに適した素材なのか」など、製品開発担当の方は様々な課題をお持ちなのではないでしょうか?

今回ご紹介するCLEAN MELL®(クリーンメル)は独自技術により開発した、高い消臭効果と耐久性を備えた消臭繊維です。

本記事では、汗の臭いの原因やインナーの役割を解説するとともに、消臭繊維CLEAN MELL®(クリーンメル)の特徴やメリット、製品展開例を詳しくご紹介します。

もくじ

汗臭い原因とは?

暑い季節だけでなく、仕事中や満員電車など汗をかく場面は多いもの。体温調節に欠かせない汗ですが、不快なベタつきや臭いを発生させる厄介な存在でもあります。

では、汗臭くなる原因は何なのでしょうか?臭いの仕組みと対策をご紹介します。

汗臭くなる理由

体温調節のためにかく汗は「エクリン腺」という汗腺から分泌されます。実は、この汗自体には臭いがありません。では、なぜ汗臭くなるかというと、それは人間の皮膚にいる常在菌と呼ばれる細菌が汗と混ざったアカや皮脂を分解するからです。皮膚の汚れをエサにして細菌が作り出すニオイ物質が汗臭さの原因となります。

一方で、「アポクリン腺」から分泌される汗は性質が異なります。アポクリン腺はワキの下など限られた部位の毛穴に付随する汗腺です。ここから出る汗はタンパク質や脂質などの成分が含まれており、細菌が分解することで強い臭いが発生します。いわゆる、ワキガ臭はこれが原因です。

汗をかきやすい場所

汗をかきやすい部位のイメージ

顔や足の裏、手のひらなどは汗腺が多く汗をかきやすい部位です。他にも、腕や脚と比べると背中や胸は汗が多いと言われています。リュックを使用すると背中の汗ジミが気になるという方も多いのではないでしょうか?

顔や首はハンカチなどで汗を拭きとりやすいですが、背中や胸はそうはいきません。トイレで服の中まで汗を拭きたくても時間がない…という場合もありますよね。

では、汗の臭いを気にせず過ごすためにどのような対策が必要なのでしょうか?

汗臭くならない方法

制汗剤を使って汗を抑えることも一つの方法ですが、全身の汗をぴたりと止める訳ではありません。むしろ、汗は体温調節をする上で欠かせないものです。汗をかかないと体温を下げられず熱中症のリスクが高まります。

さらに、汗腺の機能が弱まって臭いやすい汗が出るようになります。スポーツや夏の屋外での作業など、汗をかくことが避けられない場合もあるため、汗を抑えるよりも「臭わせない」ことが大切です。

汗をかいたら汗拭きシートで拭き取り、脱いだ服は汚れが落ちにくくなる前になるべく早く洗濯するのが汗臭対策のひとつ。加えて、消臭インナーを着用することでさらなる効果が期待できます。

インナーの役割

クリーンメル 消臭インナー

肌着とも言われるとおり、インナーは肌に触れる範囲が広い衣類です。汗ジミを防いだり、衣類を汗や皮脂汚れから守ったり、身体が冷えることを防いだりする役割があります。

素材によっては、汗を吸って早く乾かすことで不快感を軽減することもできます。例えば、スポーツインナーやワークウェア、汗をかきやすい方に向けては乾きやすい合成繊維がおすすめ。一方で、敏感肌の方や肌触りを求める方には綿100%のインナーが適しています。

どんな方に向けて、何の用途でインナーを作るかによって素材を選ぶことが大切です。

消臭インナーのメリット

毎日の通勤や屋外での仕事、運動後のウェアをカバンから出す時など、汗の臭いが気になるタイミングはそれぞれです。その点、消臭インナーは着ている間も、脱いだ後でも消臭効果を発揮します。使用するタイミングを問わないのが消臭インナーのメリットのひとつ。

ですが、それだけではありません!消臭インナーは肌に触れる範囲が広いため、汗に対する「消臭効果を発揮しやすい」アイテムです。また、体臭の原因である皮膚ガスも肌に近い分、消臭しやすくなります。

このように、汗臭や体臭に効果が期待できるインナーですが、肝心なのは消臭効果です。顧客満足度を高めてくれる、インナーにおすすめの消臭繊維をご紹介します。

消臭インナーに最適!CLEAN MELL®(クリーンメル)

クリーンメル 消臭繊維

消臭インナーを開発するにあたって重要なポイントはなんでしょうか?言うまでもなく「消臭効果」は欠かせませんが、効果を実感できるかどうかで顧客満足度に差が出ます。

また、初めは効果があっても洗濯するとすぐに効果が薄くなっては困ります。インナーは定期的に買い替えることが望ましいですが、人によって頻度はそれぞれです。

そこでおすすめなのが消臭繊維CLEAN MELL®(クリーンメル)です。独自技術によって高い消臭効果が続き、即効性にも優れた製品をご紹介します。

消臭繊維CLEAN MELL®(クリーンメル)とは?

クリーンメルの消臭の仕組み

CLEAN MELL®(クリーンメル)は糸に消臭機能を化学結合させた製品です。分子レベルで繊維と結合した消臭成分は洗濯による機能低下が極めて少ないのが特徴。また、即効性にも優れており、汗をかいても臭いを感じる前に消臭します。

CLEANMELL クリーンメル 原糸

ナイロン糸100%

綿糸100%

原糸は2種類をラインナップしており、ナイロン糸100%と綿糸100%からお選びいただけます。

では、どのようにして高い消臭効果を発揮するのでしょうか?

消臭の仕組み

繊維の分子と化学結合した消臭機能が悪臭成分を臭わない成分に変換する「化学的消臭方法」を取り入れています。炭のように悪臭成分を物理的に吸着する方法だと臭いを再放出することがあります。

しかし、CLEAN MELL®(クリーンメル)の化学的消臭は臭いを根本的に解決できるのがメリットです。成分自体を臭わないものに変えるため、臭いの再放出もありません。

CLEANMELL® の消臭メカニズム

CLEAN MELL®(クリーンメル)のメリット

先端化学技術を用いた消臭繊維CLEAN MELL®(クリーンメル)には、どのようなメリットがあるのでしょうか?4つのポイントをご紹介します。

01

消臭効果の高さ

CLEAN MELL®(クリーンメル)の一番のポイントは「実感できる」消臭効果の高さ!その秘密は、繊維に結合している消臭官能基という消臭成分が多いことです。吸着容量が大きいため、多くの悪臭成分をキャッチすることができます。一度お試しいただくことで、きっと効果を実感できるはずです。

02

スピード消臭

吸着分解の表面積が大きく接触効率が良いため、即効性も抜群!短時間で多くの悪臭成分を吸着するスピード消臭が魅力です。汗をかいても臭いを感じる前に、周りにも気付かれず消臭できます。

原糸消臭試験データ(綿・ナイロン)

03

効果が半永久的に持続

消臭機能が分子レベルで繊維と結合しているため、洗濯による消臭機能の低下が極めて少ないことが特徴です。原糸は洗濯50回後でも消臭効果が変わらないという試験結果があります。もし、消臭効果が薄まったと感じた場合は酸戻しを行うことで、消臭効果が半永久的に持続します。

酸戻しとは?

経年によって薄まった消臭効果を復活させる方法です。水に少量のお酢を加えて衣類を漬けた後、軽く水ですすいで洗濯します。アルカリ性に傾いた衣類を酸性に戻すことで、消臭効果が戻ります。

04

セレクト消臭

特定の悪臭成分を狙い撃ちするセレクト消臭はアンモニアに高い効果を発揮します。一方で、フレグランスやアロマ等の良い香りはそのまま。お気に入りの柔軟剤や香水の香りは残して、悪臭のみを消臭します。香りにこだわりのある方にもぴったりです。

原糸の特徴と用途

第三者機関の消臭試験にて「アンモニアの99%減少率」を実現!汗の臭い以外にもさまざまな悪臭の原因となるアンモニアに対して高い消臭効果を発揮します。

そのため、ワークウェアやスポーツウェアなど汗をかきやすいシーンに最適です。また、登山ウェアに使用することで臭いが気になりにくく、着替える回数を減らすことにも繋がります。荷物を少しでも減らしたい登山に打ってつけです。

さらに、洗濯による消臭効果の低下が極めて少なく、酸戻しを行うことで消臭効果が半永久的に持続します。頻繁に洗濯するインナーや靴下にはもちろん、毎日洗うのが大変なシーツや枕カバーなどの寝具にもぴったりです。

まとめ

消臭インナーは肌と触れる範囲が広く、汗の臭いに対して消臭効果を発揮しやすいアイテムです。加えて、気軽に取り入れやすく、周りにも気付かれずに消臭できる優れもの。

そんな消臭インナーのメリットを活かすには、CLEAN MELL®(クリーンメル)がおすすめです。消臭効果の高さ、耐久性、即効性を兼ね備えた「効果を実感できる」消臭繊維を取り入れてみてはいかがでしょうか?

ご質問やご相談など、ぜひお気軽にお問合せください。

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